2011年2月24日木曜日

【WLB】ワーク・ライフ・バランスの背景

ジョージです。

ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)という言葉自体が、いつから言われ始めたかについては、正確な事はわかりませんが、平成19年12月に関係閣僚、経済界・労働界・地方公共団体の合意により、「仕事と生活の調和(WLB)憲章」・「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定されました。



長引く不況の影響で増えるパートタイム労働者と、仕事に忙殺される正社員という働き方の二極化が進み、共働き世帯と仕事と育児の二者択一を迫られる女性が増え、仕事と生活の間で問題を抱える人が増加してきた、という背景があります。


この憲章では
〔仕事と生活の調和が実現した社会の姿〕として、
1:就労による経済的自立が可能な社会
2:健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
3:多様な働き方・生き方が選択できる社会
このような社会を目指すべきである、としています。

個人、特に子育て真っ最中の父親側から考えると、3は重要です。子供の月齢や状況によって、同じ職場でも色んな働き方を選択出来るというのは大変魅力です。優秀な人材の確保を狙う、今後の企業戦略としても注目されています。

長嶋茂雄さんのように、バッティングの極意は「ザーときて、バシーンと、ダーと・・・」などと、うまく言葉には出来なくても
無意識にWLBを実践し、充実した人生を歩む人生の達人もいます。凡人代表の私などは、しっかり考えて日々ツールを使わないと、あっという間に惰性の毎日に埋もれていってしまいます。


ただ、とかくWLBというと
問題全てが解決するような、伝家の宝刀のように言われるのをよく目にしますが、使い方次第では逆効果になる危険性もあると思います。


次回は「基本的な考え方」について投稿します。