2011年6月26日日曜日

人生におけるWLBの考え方

ジョージです。

今日は個人レベルで見た「ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)」の話です。



とかくWLBというと父親の育児参加や育休の事が取り上げられますが、わかりやすいとはいえ、価値観の一つというだけなので、本質からずれて捉えられる恐れがあると常々感じています。

WLBとは「人が幸せに生きる為の考え方」と思っていますが、では自分の“幸せ”とはどういう状態なのか、具体的に定義付けをする必要があります。考えてみれば当然ですが、目的地がわからないのに旅行するようなもので、常に不安を感じながら生きていくことになってしまいます。もちろん行く当てのないブラブラ旅もいいもんですが、それはブラブラ旅が目的なので楽しいんですね。

その幸せに向かって各自が出来るだけ主体的に行動していく。とはいえ、会社から有給休暇を貰ったり、残業を無くしてプライベートな時間が増えても、暇つぶしをしていては人生は充実しません。私の20代がまさにそれで、趣味も無く、余暇の時間をどう使えばいいか考えた事も無かったので、充実からは程遠い毎日でした。


自分の幸せとは何かを考える上で、まずは、大切なもの=価値観を洗い出す必要があります。この価値観に沿った行動を毎日どれだけ出来ているか、それが幸せに少しでも近づいていく近道だと、今では確信しています。


人は一人で生きているわけではないので、全てが自己中心的な行動は出来ませんが、各自の考える範囲でバランスを取って日々の生活を送る、この積み重ねが年数と共に大きな差となって現れます。


それがWLBの本質だと思っています。


次回は「具体的な手法」です。