2011年7月29日金曜日

ワーク・ライフ・バランスを実現する手法 第1回

ジョージです。


最近、ワーク・ライフ・バランス(以下WLB)の講演やセミナーが頻繁に開催されているので、積極的に参加していますが、どこに(企業の戦略なのか、個人の人生なのか)フォーカスするかで、話す内容が全く変わってくるはずなのに、同じような話になっているような気がします。


今回は個人の人生の充実から見たWLBの手法を説明します。


といっても私自身が勝手にやっている事なので、他に良いアイデアがあれば教えて下さいね。FJQの宮原さんも独自の方法でされているようです。


企業に存在理由の経営理念があるように、個人にも「なんの為に生まれてきたのか」というミッションがあります。


当然、人間は皆幸せになる為に生まれてきたはずです。「Pursuit of happiness=幸せの追及」という言葉があるそうですが、どの状態が幸せなのか、自分自身で定義する事が大切です。常に不満を口にする人は、ここが不十分なんだと思います。


これは、自分の人生と真正面から向き合うという事に繋がりますが、より良い人生を歩む為には不可欠な作業です。


それには、まず夢を持つ事だろうと思います。人間は達成可能な夢しか見ないと聞いた事があります。いくら私が野球が好きだと言っても、これからメジャーに挑戦したいとは心底思いません。ただ、年齢的にも今さら高校野球は出来ないけれど、審判としてなら関わる事が出来る。


その夢が達成可能な目標になり、実現していくプロセスの中で、人間として成長していく、そう確信しています。


まずは「やりたい事100のリスト」を作成します。思うがままに書き出していきますが、100個となるとなかなか出ません。限界を設けないように長期的な展望から考える事も必要です。私なんか「還暦野球で優勝する」と2028年の目標に記入しています。また、どうしても達成したいかを考えるのに私が使っている効果的な質問は、「もし5年後に地球が滅亡するとしたら、毎日をどのように過ごすか」です。仮に5年後に隕石が衝突する事がわかり、そういう状態になったとしても、一日の時間配分はあまり変えない、これこそがWLBの本質だと思います。


大変ですが、楽しい作業ですよ~。


次回は「ワーク・ライフ・バランスを実現する手法 第2回」です。